真島、俺は生まれて初めて格差社会というものを…

第9首「しのぶれど」
正式に部として認めてもらえたかるた部。
千早は5人で全国大会に出ると宣言。
初心者の奏ちゃんと机くんは戸惑うが、千早は手加減なしで二人の相手をする。
「かるた部のみんなとチームになりたい。」という千早の強い思いの元、
更なる上達を目指し、5人は合宿を行うことに。


太一の家は豪華ですね。

肉まん君が、「格差社会」と嘆くのも理解できますw

あれだけ恵まれた環境にいながら、なおも

「千早を自分の思い通りにしたい、新から奪いたい」

などと思考しているのですから、

人間の欲とは、尽きることがありませんね。


「自分が初めてかるたをした際、新にボロ負けしてかるたを好きになった。

だから、他の人も同じはず」という千早の考えは、

押しつけと思い込みが強すぎる感がありました。

普通の人間は、肉まん君みたいに「新の強さにトラウマ」を感じ、

ショックで２度とかるたをしなくなるものだと思います。

千早は、勧誘も強引ですが、部員の育てかたも強引なんですね。


太一のような、周囲とのバランスを気にする人間を部長にした、

顧問の先生は、さすが教師というか、人をよく観察しているというか…

太一は、千早関連の問題以外であれば、常識人ですからね。

千早のことになると、急に前が見えなくなる部分がありますけど。


かなちゃん、真面目で頑張り屋で素晴らしいですね。

千早のスパルタに、何とか耐えている。

この作品の良心。

普通なら、「神のみぞ知るセカイ」のジャンボ鶴間ファン

について行けなくなった部員たちのように、辞めるところです。


千早の誕生日に、サプライズパーティー。

部員４人が、千早をお祝いしてくれました。

本当に、いい人たち。

千早は、人に恵まれていますね。

この世界の全てに、千早は感謝する必要があります。


太一の「お前が笑ってりゃ、かるたは楽しい」の台詞。

千早が好きだから、かるたをやってる

太一からすれば、当然のことなんでしょうね。

逆に言えば、千早が好きじゃないと、かるたとこの作品は楽しめない。


最後の、新の祝福メール。

千早は喜んでましたが、自分のケータイに送られた太一の

気分は最悪でしょうね。

千早を巡る、太一と新のライバル関係は、続く…。




・放送情報
日本テレビ系：10/4(火) 24:59～

・スタッフ
原作：末次由紀（講談社「BE・LOVE」連載）
監督：浅香守生
シリーズ構成：高山直也
キャラクターデザイン：濱田邦彦
美術監督：清水友幸
撮影監督：藤田賢治
色彩設定：橋本賢
CG監督：さいとうつかさ
編集：木村佳史子
音楽：山下康介
音響監督：三間雅文
アニメーション制作：マッドハウス
製作著作：バップ、日本テレビ

・キャスト
綾瀬千早：瀬戸麻沙美
綿谷新：細谷佳正
真島太一：宮野真守
大江奏：茅野愛衣
西田優征：奈良徹
駒野勉：代永翼