誰にでもなれる…本当の自分は？

朱の同級生が操るアバター――スプーキーブーギーの協力の下行われた「偽タリスマン捕獲作戦」はみごと失敗に終わり、あまつさえ、さらに新たな犠牲者が出てしまう。犯人確保への決意を固くする朱だったが……。


宜野座伸元役 野島健児
ありがとうございます。僕のような放蕩声優が照れ臭い感じです。ギノくんは幼さなのか繊細で周りに迷惑かけてますが、コウ達登場人物との関わりでどう成長して行くのか楽しみです。あとなんか可愛い所が好き。

音響監督 岩浪美和
野島健児さんは「美しい言葉」を大事にする方だと思っております。個人の活動で朗読的な演劇や音楽の活動もされていますが、いずれもそしてもちろん声優さんとしても美しい言葉にこだわってらっしゃるんじゃないかな？　だから宜野座は一見嫌な奴なんだけど野島さんが演じると下品にならないんですね。あと執行官達のシーンと狡噛と対峙する時と微妙に演じ分けていただいております。この二人の関係性気になりますよね。

プロップデザイン 幸田直子
小物一つをとってもこだわりや意味があって、刺激的で勉強になる現場です。

プロップデザイン 横田晋一
デザインも含めて死体を描く事が多く、一時は死体の事ばかり考えていました、色々と犯罪係数の高いスタッフでございます。死体は今後ポツポツ出てきますが、担当して下さった原画さんを始め、色々なセクションの方々のお力によりいい感じに仕上がっています。

原画／作画監督補佐 長谷川和世登場人物が魅了的なので、参加させていただき、とても勉強になります。

監督 塩谷直義横田君、幸田さん、長谷川さんは、I.G出身の僕の後輩達なのです。「PSYCHO-PASS サイコパス」の現場で、それぞれの得意分野で力を存分に発揮して活躍中です♪　一人一人が意識を高く持って拘るからこそ、見応えのあるアニメーションになっています。感謝感謝です！

「成りすまし」事件、解決。

犯人の行動パターンを読みきった、咬噛の勝利。


「誰にでもなれる」模倣の得意な犯人。

だけど、本当の自分は、自慢できる人格ではなかった。

それが、槙島に見捨てられた理由。


事件自体よりも、「誰もが誰かの代理人」という理論に、

考えさせられました。


最後、咬噛の過去を、宜野座が朱に教えましたね。

咬噛は、降格していた。



脚本虚淵玄(ニトロプラス)/深見真コンテ浜名孝行演出浜名孝行
作画監督中村深雪/植田実/安食圭美術監督衛藤功二

・スタッフ
キャラクター原案：天野明
アニメーション制作：プロダクション I.G

オープニングテーマ「abnormalize」凛として時雨
エンディングテーマ「名前のない怪物」 EGOIST


PSYCHO-PASS声優
狡噛慎也：関智一
常守朱：花澤香菜
宜野座伸元：野島健児
征陸智己：有本欽隆
縢秀星：石田彰
六合塚弥生：伊藤静
唐之杜志恩：沢城みゆき
槙島聖護：櫻井孝宏