2009/07/24 15:52:30
一夜明け、真理&未来&弟君(悠貴)は、お台場から自宅へ戻ることを決意する。
真里は娘、未来&悠貴は、父母と再会したいですよねえ……生きていれば。
丁度そこへ、海上保安庁の船が。
救助活動とか、水上バス的な役割を果たすみたいです。
未来たちの家は世田谷にあるそうですが、そこまでは行かないにしても、
途中までは行けるようで……利用することを決断。
真理の家も方向は同じ。
まあ、あえて書かなくても、誰でも分かることですが、一応……
電車などの交通機関はマヒしてます。
だから、歩くしかない。
民族大移動、発生
みんな一斉に動くと、「自分が先に助かりたい」というエゴが出ますね。
真理が「はぐれないように」と悠貴と手を繋ぐが、「私は子供じゃない」と中2病患者の未来
は拒否。余震が発生したせいで、未来は一時的にはぐれてしまいました。
結局、真理たちが待っていてくれたおかげで、合流。
今度は、真理が強制的に手を握りました。
この行動が、後で功を奏します。
「レインボー入り口」付近で橋が倒壊!
下にいた人たちが犠牲に!!
連鎖してビルも倒壊!!
なんとか、真理たちは無事でしたが……
泣き出す未来。
橋落下による、犠牲者や悲鳴を目の当たりにして、ショックを受けたようです。
「我先に」と船に押し寄せる人々。
数年前に起きた「花火を見ようとして階段で将棋倒し」事件のような状態になり、
今度は悠貴がはぐれるなど、混乱、また混乱。
本当は、「次の船」に回されるはずだった真里たちですが……「子連れの母」と救助員に
思われたらしく、滑り込み乗船。
これが後に「九死に一生を得た」ことだったのだと、気がつかされます。
橋でタンクローリー火災!
爆発!!
橋、倒壊!!
その余波で、水面に大波発生!! 船、転覆!!
本来、未来たちが乗るはずだった船が、横転しました。
先に出航していた、未来たちの船は、なんとか無事。
危ないところでした。
震える真理の手を、未来が握ってEND。
初回、2回目よりも、今回が1番「災害アニメ」描写が多かった気がします。
余震&2次災害の凄さは、絶句させられますね。
露骨な「犠牲者」の描写は、これまで不自然なほど徹底的に避けて来た、この番組ですが……
ついに、そういう場面が描かれましたね。
「災害時に、自分のことしか考えない嫌な人間」も、徐々に目立ち始めました。
真理のように、困っている人間に菩薩のような慈愛で接することが出来る人、
どれぐらいいるのでしょうか? 考えさせられます。
ヒロインの未来、大体性格がつかめて来ました。
平穏時には「皮肉っぽい嫌味を連発する中2病少女」で、真里を困らせて
ばかりいますが、緊急時にはちゃんと他人への優しさが芽生える。
今回は、パニック映画を見せられているような感じで、災害の恐ろしさを
改めて思い知らされた印象です。
多分、世間一般の人たちは、初回に「こういう内容」を期待していたと思うんですよね。
だからこそ、残念というか……1番注目度が高いのは初回ですから、そこでエンジン全開
にしておかないと、「誤った印象」を持たれてしまうんじゃないかと……。
1話は、普通に「ヒロイン・未来」の日常を描いていただけだったので、
今回の「2次災害の凄さ」みたいな描写はありませんでしたからね。
次回は東京タワーが崩壊?
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