父親を失った少女が、悲しみに暮れる母親の姿を見かねて、

父との思い出が詰まった豊島園を訪れる……再会できると信じて。


たまたま都庁と父親の顔が似ていたため、都庁が「区間限定パパ」となり、

少女の心を癒す。

そんなお話でしたね。



これまでで１番、ストーリーがしっかりした、内容のある回だったのではないでしょうか。

いい出来だったと思います。



後半はシリアスでしたが、前半は軽いユーモアが連続する

「いつものミラクル☆トレイン」でしたね。

前回がパニックムービーっぽい、お客の登場しない回だっただけに、

変わらぬ雰囲気に一安心。

「メインキャラが少女に、父親と間違われる」というのは、ある種古典的なストーリー展開

だとは思います。しかし、この作品で王道路線ストーリーが展開されると、とても新鮮です。



なぜそう感じるのか？

それはきっと、初回から数話の間、かなり普通のアニメとは違った空気で、この作品が

突き進んでいたから……でしょうね。



とにかく、「毎回悩み解決」というのもマンネリ化してしまいますから、前回や今回の

ように、ちょっとストーリーを捻ってもらえると、視聴するこちらとしても楽しめて有り難いです。


そして、最後に……触れずにはいられない点が１つ。

豊島園の擬人化に驚いた！

この作品、擬人化は駅だけじゃないんですね……ってことは、

「東京ディズニーランドさん」とか「東京ドームさん」も存在する！？

今更ですが、「ミラクル☆トレイン」の世界観に、驚愕です……