2009/07/10 11:23:12
未来は中学1年生。なんとなく今の生活に満ち足りなさを感じている、どこにでもいる女の子。夏休みだというのに特に予定もなく、親には弟・悠貴の面倒を押しつけられる始末。だが二人で出かけたお台場で、姉弟はマグニチュード8.0の巨大地震に見舞われた!!
初回、見ました。
「東のエデン」のノイタミナ、ということで、やっぱり作画はエデンっぽかったです。
で、内容ですが……開始から残り1分まで、ひたすら「未来」という女の子の、鬱屈した
日常を描いていた、という印象。
約20分ほど、彼女が持つ「つまらない世の中」に対する不満、
愚痴を聞かされ続けた…そんな感じ。
友人に人生相談された後。そんな気分です。
おそらく、製作側の意図としては、未来が災害に遭うことによって、今までの生活がいかに
平和で贅沢なものだったか……それを思い知らされ、ショックを受ける。
そういう物を描きたいのではないか? と感じました。
「退屈な日常」を、もっとありがたいと感じなさい、という視聴者へのメッセージも含まれて
いたような雰囲気です。
最終回までに、未来が「これまでの自分の思考」を悔い改める……
そこを目指している?
「東のエデン」でも、ヒロイン・咲が、日本にミサイルが撃ち込まれた件で、
もっと大きな災害を望むような発言をして、後にそれを悔やむ描写がありました。
要は、「警告番組」ということですかね。
「現実世界」という点を最重要視した作り。
ファンタジー要素は1つもない。
普通のアニメ番組が「バラエティ」や「恋愛ドラマ」だとするならば、
これは「ニュース」「ドキュメンタリー」の枠だと思います。
ニュースキャスターの、滝川クリステルが絡んでるのも、そういう意味では納得です。
最後に地震が起きました。
ですから、次回は災害被害の凄さと、それに動揺する人々が描かれるのでしょう。
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