第15話 「アグレッシブ・ベースボール」
決勝トーナメント第1戦の相手はキューバ。妹・美穂と電話で話した寿也は、スタメンで出場している。
キューバの先発投手は左腕のブラーボ。この大会初登板、日本チームにとっては予想外の相手だ。そして、そのブラーボは多彩なカーブを武器に、日本打線にすきを見せない。
そしてキューバの打線は武器である足を使い、強肩の寿也をあざわらうかのようにかき回してくる。1点を取られてなおピンチ、というとき、ケガでベンチにいる堂本が、寿也にハッパをかける！
そして、観客席の美穂は――自分の姿が寿也の目に入らないよう遠くから、だが懸命に兄を応援していた……。

寿也が、妹の前で活躍しましたね。

最初は盗塁を防げませんでしたけど、「調子に乗るな！」と三盗を防いだのは、

カッコよかったですね！

堂本と寿也、２人の捕手がブラーボを打って、投手は杉浦→吾郎。

吾郎と寿也のバッテリーは、この試合では不安なく抑えました。

最後は、ギブソンとジュニアの会話で終了。