対戦しよ！


楽しかった夏コミの帰り道。そこで偶然であったのは、桐乃の親友・新垣あやせだった。黒猫と沙織・バジーナの機転にも関わらず、動揺のあまり桐乃は、あらぬことを口走ってしまう。その場を立ち去ろうとする桐乃と京介だが、あやせの追求は鋭い。押し問答を繰り返すうちに…


秘密が親友にバレて、亀裂が入るシリアス回。

上手くやり過ごせるのかと、思ったら…

親友の目は誤魔化せない、ということでしょうかね。

他の趣味ならスルーしたかもしれないが、これは許せない。


京介が間に入って電話とかしても、光は見えない。

偏見に満ちたあやせの理論は、「冷たい一般世間」そのもの。

結局、最後までそれを打ち消すことは、理論上できずに…


「お互いに仲直りしたい」という、桐乃とあやせの感情が、

最終的にはハッピーエンドを呼び込んだ。

しかし、あくまで一般世間側の住人であるあやせは、

「抜いた刀」を、鞘に収めることができない。


だから、兄貴が汚れ役を引き受けて、事態を収拾した。

それだけなら、救いのない話だが…

あやせからのメールが、ポイント。


彼女は、気がついていた。

京介の、嘘に（本音も入ってたけどｗ）。


結局、３人とも元サヤに戻りたくて、

そう動いたから平和に終わった。

最後の、桐乃の笑顔に、ホッとさせられた。



シリアスな話でしたね。

ギスギスした感じが、伝わってきました。