2011/01/14 18:50:23
前の記事で、試合の感想を書いたので、
次は選手個別評価です。
☆選手個別評価
☆本田圭
先制点のキッカケとなったドリブル&パス。
そして2点目の、ゴールど真ん中に蹴ったシュート。
それだけでも、マン・オブ・ザ・マッチに相応しいが、
この試合は彼の「気迫」が凄かった。
技術的な面に関しては、やはり所属しているCSKAモスクワ
の方で苦労していることに象徴されるように、絶好調ではない。
しかし、それをカバーするべく、必死のディフェンスと
全力疾走(彼は決してスピードが売りの選手ではない)。
正確性に欠けるFKや宇宙方向に飛んでいったシュートは、
もはや問題ではないだろう。
「点が欲しいんだ!」というあの気迫が、他の選手にも必要だ。
☆香川
後半で交代するまで、彼らしく最前線にスルスルと抜け出し、
シュートやパス交換は、まあ悪くはなかったと思う。
ただ、やはり中央に「本田圭」がドン! と構えているので、
左サイドから中央に切れ込むのは窮屈そうだった。
ポジションチェンジや、本田圭が右サイドに流れた場合に、
トップ下に入ってくることはあったが、シュート数の少なさが
それは本来の彼ではなかったことの、証明だと思う。
香川がトップ下なら、本田圭が死ぬし、その逆もまた然り。
難しい問題ではある。共存は可能なのか?
中村俊輔と本田圭は、共存できなかったが…。
☆遠藤
この試合、素晴らしい「バランサー」だった。
主に攻撃よりも、中盤で敵のボール奪取。
もしくは、最終ラインの補助。
経験の浅い最終ライン(吉田や今野)のカバー役として、
気を使っていたのが、見ていて分かった。
以前から言われていることだが、本当に彼がボールを持った
時だけ、試合展開が「スロー」になる。
アクセントをつける意味で、重要な存在。
他に目についたのは、松井、内田、長友、長谷部、西川、前田。
松井は、豊富な運動量で、攻守両面にサイドで頑張っていた。
内田は、この試合の出場自体が危ぶまれていたが、
そのコンディションのせいかミスパスが目立った。
長友は、1度シュートチャンスがあったが…
もう少し、以前はサイド突破に危険な魅力を感じる
選手だったように思う。
攻撃にキレが感じられない。
長谷部は、シュートコースが見事だった。
西川は、急な出場にもかかわらず、いい反応していた。
前田は、何度もあったシュートチャンスを生かせなかった。
「ハイボールが欲しい」というゼスチャーをしていたが、
ハイボールを内田が上げても、枠の外に外していた。
このままだと、代表定着は難しいかもしれない。
最後に、相手チーム、シリアの印象。
10番のシュート以外には、特に危険な攻撃性を
感じることはなかった。
ただ、全員でボールを奪いに来る「プレス能力」は、
そのラフさと相まって、厄介だったように思う。
しつこくて、相手に楽をさせない、嫌なチーム。
そんな印象でした。
次は選手個別評価です。
☆選手個別評価
☆本田圭
先制点のキッカケとなったドリブル&パス。
そして2点目の、ゴールど真ん中に蹴ったシュート。
それだけでも、マン・オブ・ザ・マッチに相応しいが、
この試合は彼の「気迫」が凄かった。
技術的な面に関しては、やはり所属しているCSKAモスクワ
の方で苦労していることに象徴されるように、絶好調ではない。
しかし、それをカバーするべく、必死のディフェンスと
全力疾走(彼は決してスピードが売りの選手ではない)。
正確性に欠けるFKや宇宙方向に飛んでいったシュートは、
もはや問題ではないだろう。
「点が欲しいんだ!」というあの気迫が、他の選手にも必要だ。
☆香川
後半で交代するまで、彼らしく最前線にスルスルと抜け出し、
シュートやパス交換は、まあ悪くはなかったと思う。
ただ、やはり中央に「本田圭」がドン! と構えているので、
左サイドから中央に切れ込むのは窮屈そうだった。
ポジションチェンジや、本田圭が右サイドに流れた場合に、
トップ下に入ってくることはあったが、シュート数の少なさが
それは本来の彼ではなかったことの、証明だと思う。
香川がトップ下なら、本田圭が死ぬし、その逆もまた然り。
難しい問題ではある。共存は可能なのか?
中村俊輔と本田圭は、共存できなかったが…。
☆遠藤
この試合、素晴らしい「バランサー」だった。
主に攻撃よりも、中盤で敵のボール奪取。
もしくは、最終ラインの補助。
経験の浅い最終ライン(吉田や今野)のカバー役として、
気を使っていたのが、見ていて分かった。
以前から言われていることだが、本当に彼がボールを持った
時だけ、試合展開が「スロー」になる。
アクセントをつける意味で、重要な存在。
他に目についたのは、松井、内田、長友、長谷部、西川、前田。
松井は、豊富な運動量で、攻守両面にサイドで頑張っていた。
内田は、この試合の出場自体が危ぶまれていたが、
そのコンディションのせいかミスパスが目立った。
長友は、1度シュートチャンスがあったが…
もう少し、以前はサイド突破に危険な魅力を感じる
選手だったように思う。
攻撃にキレが感じられない。
長谷部は、シュートコースが見事だった。
西川は、急な出場にもかかわらず、いい反応していた。
前田は、何度もあったシュートチャンスを生かせなかった。
「ハイボールが欲しい」というゼスチャーをしていたが、
ハイボールを内田が上げても、枠の外に外していた。
このままだと、代表定着は難しいかもしれない。
最後に、相手チーム、シリアの印象。
10番のシュート以外には、特に危険な攻撃性を
感じることはなかった。
ただ、全員でボールを奪いに来る「プレス能力」は、
そのラフさと相まって、厄介だったように思う。
しつこくて、相手に楽をさせない、嫌なチーム。
そんな印象でした。
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