2009/08/29 05:59:58
OPが、神原駿河バージョンに変化していました。
次回からは新章に入るので、ここで使われないはずはないですよね。
個人的には、真宵のOPの方がいい出来だったと思います。
さて、解決編です。
……とは言っても、前回までで、駿河側の大体の事情も明かされていますし、
特に驚くような展開はありませんでした。
これまでと同じく、相談された忍野は
「力を貸すだけで、助けるわけではない」というスタンスを貫いていますし、
「阿良々木君が死ぬか、駿河の腕を切り落とすか」という選択肢を提示する辺りは、
かなりドライ。
……ただ、それでいて、最後に戦場ヶ原が現場に到着したのは、忍野が阿良々木から
預かったバックの中の携帯を使ったから……というのが、単純にドライなだけではない、
忍野というキャラの特徴ですね。
主人公の阿良々木も、これまでのエピソードと同じく、今回も他人への優しさを前面に
押し出していましたね。
普通は、「戦場ヶ原の彼氏」という理由だけで、駿河に殺されそうになったら、
怒るでしょうし、元の身体に戻れるよう、協力などしたりしません。
しかし、「困っている人は見捨てない」のが阿良々木というキャラ。
その点が、彼女である戦場ヶ原にとって、気にいらない点であることは、真宵編でも
語られていましたね。
Bパート後半は、表面上は「爽やかなキャラ」を演じている駿河が、内面はドス黒く、
阿良々木を憎んでいたことが判明します。
阿良々木の、臓器や脳が大変なことになっていましたね。
まあ、本来「赤」で表現するところを、青やカラフルな表現にして、何とかグロさを
抑えていましたけど。
深夜アニメですから、あのぐらいはセーフでしょう。
戦場ヶ原が来なければ、阿良々木君の身体は粉々にされていたんでしょうかね?
彼の修復機能というのは、どこまで万能能力なのかは知りませんが……
とにかく、駆けつけた戦場ヶ原の言動が正しいなら、阿良々木は駿河の好き放題にさせておく
つもりだったようですね。
戦場ヶ原が来て、悪魔の契約が無効になるのであれば、最初から彼女を呼べばよかったのに…
そんな風に思いました。
まあ、それじゃアニメ番組として盛り上がらないから、こういう展開になったのでしょうけど。
とにかく、阿良々木と駿河ではどうしようもなかった問題も、戦場ヶ原が放送時間4分
ぐらいで即行解決しちゃいました……という話でしたね。
僕の予想でも「最後は戦場ヶ原が出て来て解決だろうな」と考えていたので、
予想通りというか、まったく驚きはなかったですね。
ただ、2話使って前フリをしているだけに、「解決のカタルシス」は感じました。
しかし、他ブロガーさんの間で「神回」と称されていた、5話の「真宵解決編」の方が、
倍ぐらい「解決のカタルシス」ありましたね。
個人的には、真宵編の方がパワーがあって、面白かったと思います。
もちろん、「まよいマイマイ編と比較すれば物足りない」という高い次元の話であって、
この「するがモンキー」3話も、及第点以上ではありましたけどね。
次のシリーズが、どのレベルで放送されるのか?
興味深いですね。
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